2009年7月9日木曜日

ナツツバキ(夏椿)の花が咲きました。


28年前に田舎の日光市で今は亡き父が育てた小さな苗を移植したものが大木となり毎年初夏には沢山の白い花を付けるようになりました。一日花として朝方に開花し夕暮れには落花してしまう儚い花としても有名です。木の下には落花した白い花があたり一面に広がります。

平家物語に登場する沙羅双樹はこの木の仲間と思われます。「祗園精舎の鐘の声,諸行無常の響きあり,沙羅双樹の花の色,盛者必滅の理(ことわり)をあらはす,おごれる人も久しからず,ただ春の夜の夢のごとし 」と歌われています。

夏椿は八ヶ岳山麓では川俣渓谷などの渓谷沿いの森には大木となったものが多く存在します。

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