2009年3月25日水曜日
なごり雪が季節を惜しむ。
暖かさが続いた日々を戒めるかのようになごり雪が降り花を咲かせた福寿草や花芽をもたげたカタクリ(片栗)を白く覆いました。今年最後のなごり雪になるのでしょうか?
去りゆく冬を惜しむかのようにあるいは早すぎた春を思い留ませるかのように淡雪が季節を一瞬間止めたようです。
こんな日は一日物思いにふけりながらぼんやりと過ごそう。
なごり雪
伊勢正三 作詞/作曲
汽車を待つ君の横で僕は
時計を気にしている
季節はずれの雪が降ってる
「東京で見る雪はこれが最後ね」と
さみしそうに君がつぶやく
なごり雪も降る時を知り
ふざけすぎた季節のあとで
今春が来て君はきれいになった
去年よりずっときれいになった
動き始めた汽車の窓に顔をつけて
君は何か言おうとしている
君のくちびるが「さようなら」と
動くことがこわくて下を向いてた
時がゆけば幼い君も
大人になると気づかないまま
君が去ったホームにのこり
落ちては溶ける雪を見ていた
去年よりずっときれいになった
去年よりずっときれいになった
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿