2008年11月11日火曜日

ツルウメモドキ(蔓梅擬)の赤橙色の実が目立ちます。


植物や昆虫、野鳥などの自然界のいきものたちに対して人間が極めて失礼な命名をすることが稀にあります。
「擬(ギ、モドキ)・・・」「イヌ・・・」「偽(にせ)・・・」「ヘクソ・・・」「アホウドリ」などなど。本人たちは抗議ができないもどかしさを感じているに違いありません。

晩秋になり周りの木々の葉がすっかりと落ちてしまうと赤橙色の実が澄んだ青空にひときわ目立ちます。野鳥たちの好物で今年は大豊作なのでツグミ、ウソ、ヒヨドリ、シメ、アトリ、ベニマシコなどたちが大喜びをします。

残念なことはこの実がきれいなためクリスマスや正月用の飾りとして盗伐の対象になり易く私は毎年心を痛めています。

0 件のコメント: