

時折、エナガやヒガラ、シュジュウカラの混群が忙しそうに小枝を渡る。遠くでカケスがギィーギィーとドングリを拾いながら鳴いている。
西日が権現岳の山の端にかかり柔らかな光を白樺やミズナラに当てて長く樹影を落ち葉の上に引いている。つるべ落としの日の光がもうすぐ沈む。ザックの中からジャケットを取り出し背に掛ける。
森の奥でニホンジカやホンドリス、キツネ、ヤマネたちがひそひそ話をしていそうな気配がする。日が暮れる前に山を降りよう。
今日も一日穏やかで平穏な日を過ごせたことに「ありがとう」
清里高原のねむのきペンションです。オーナーは自然観察指導員やバードウォッチング案内人をしているインタープリター(野鳥、動物、植物、昆虫たちの通訳者)です。怪しげな言語を操りバードウォッチング、ネイチャー、スノーシュー、トレッキングなどのガイドをしています。八ヶ岳山麓の美しい四季情報を発信します。 http://www5a.biglobe.ne.jp/~nemunoki/
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