2008年10月5日日曜日

コケモモ(苔桃)の実が熟しました。

海抜が1800m位から高いところの低木が生えている林や森林限界線を越えたハイマツ帯などに自生しています。長野県などでは「寒露梅(カンロバイ)」と呼ぶところもあります。二十四節気の寒露の頃(今年は10月8日)に霜が降り甘く熟するためにそう呼ばれるのかも知れません。

この実を焼酎に漬け果実酒にするときれいな赤が出て見た目も美味しいものが出来ます。先日のニュースでは国定公園特別指定地区である岩手県の早池峰山で果実酒にするためにたくさん摘み取っていた男が捕まり書類送検されました。

八ヶ岳にも稜線などでよく見られます。初夏には可愛い白い花を咲かせ晩秋には甘酸っぱい実を付け登山者に憩いを与えてくれます。

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