2008年10月2日木曜日
ニホンジカ(日本鹿)とぬた場
秋が深まるにつれて山麓の林の中ではニホンジカの雄が物哀しくヒョーヒョーと雌を呼ぶ声がこだまします。交尾期になると雄たちはハーレムを形成し子孫を残す努力をします。
樹木に角で傷をつけ自分の匂いをすり込んだり「ぬた場」で匂いをまき散らした泥を浴び樹木にこすり付けたりして自分の縄張りを宣言するようです。しかし、人間が考えるような厳格な縄張りとは少し違うようです。
八ヶ岳山麓でもかなりの数のニホンジカが生息しています。ここ数年増えています。広大な県営牧場があるために厳冬期の食料が不足しないために自然淘汰が少ないためと猟師が高齢化したりで人間を恐れなくなった個体が増加しているためと考えられます。
「ぬた」は本来料理用語ですが泥と匂いが入り混じった状態が似ているからでしょうか。
これから来春までニホンジカ、カモシカなどの情報を折にふれて発信していきます。
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