2008年9月28日日曜日
野鳥たちの学習
シュジュウカラ(四十雀)、ヤマガラ(山雀)、コガラ(小雀)、ヒガラ(日雀)などは向日葵の種を足で押えて殻を上手に剥がして中身を食べます。
ゴジュウカラ(五十雀)は樹木の幹を足と尾羽を使い上手に登り降りをするため体が胴長に出来ています。そのため他のカラ類たちのように向日葵の種を足で抑えることができません。向日葵の種をく口にくわえて行き樹木のささくれ立った所に差し込み嘴で突っつき殻を割り中身を食べます。
アカゲラ(赤啄木鳥)やコゲラ(小啄木鳥)たちはペンションの庭の向日葵の種を食べませんでしたが3年前ほどにゴジュウカラが食べるのを学習したようで同じようにして食べる様子が観察されるようになりました。
野鳥が他の種類の学習をする行為は珍しいと思いますが学術的には現在調査中です。日本野鳥の会に問い合わせをしたところ「学習効果」は考えられるとのことですが詳しいことは不明とのことでした。
詳しいことをご存じの方はご一報ください。
写真はゴジュウカラ、アカゲラ、コゲラが同じ木の同じ場所に向日葵の種を差し込んで殻を割っているものです。
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