2008年9月16日火曜日

キイロスズメバチの巣が最大の大きさになりました。


二階建ての家屋の地上から比較的高い蜂たちにとり安全な軒下に巣を掛けたキイロスズメバチの巣は初夏から働き蜂が次々と羽化して巣は急速に拡張され最大の大きさになり忙しそうに働いています。この時期は働き蜂の数も数百から千匹近くに増えています。

巣の外被は樹皮などを分泌物で固めたうろこ状の小片を何層にも重ね巣内の保温を調整しているようです。外皮の中は階段状の産卵室を幾重にもつくり子育てをします。

成長した働き蜂は巣を離れて交尾を行います。交尾後の晩秋に雄は死に雌は巣を離れ木洞や寒さの及ばないところでで越冬します。
日中の気温が10度ほどに低下すると働き蜂たちは活動ができなくなりますので清里高原では10月中旬になるまで活発に子育てをします。

写真の右側の壊れた巣は昨年のものです。この家の軒下は安全で居心地が良いのでしょう。スズメバチに限らず人間以外の生き物たちは無暗に他のものを襲ったりはしません。彼らと一定の安全な距離を保てば刺される心配はありません。

私も子供のころから何度もスズメバチやアシナガバチ、クロスズメバチなどに刺されましたが私のいたずらが原因だたり彼らの領域を認識せずに巣に近づいたためです。地球上で一番獰猛な生き物は人間です。

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