2008年9月17日水曜日

コブシ(辛夷)の赤い実がきれいです。


雪解けを待っていたかのように花を咲かせて春の訪れを山麓に伝えたコブシが9月の中旬には緑の葉の中に真っ赤な数珠をつないだような実をつけました。

昔は季節の変化を樹木や野鳥、昆虫などの自然界の生き物を観察し農作業の段取りを考えたようです。私が幼かった頃は三日に一度くらいの割合で季節の行事や神事がありお供えにするための野草や川魚を取りに行かされた思い出があります。

経済活動が活発になり忙しく毎日が進む時代になり神様や仏様にお願いしなくても科学的な判断で物事が進むようになりました。このところ日本では心の在り方が問われる問題が多発しています。

私も都合のいい時だけ神仏にお願いしていますので偉そうなことは言えませんが宗教ではなく心のよりどころとなる「哲学」が欲しいと思っています。日々右往左往しながら探し続けています。

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