2008年9月11日木曜日

ヤマガラ(山雀)の冬支度?


ヤマガラたちは初秋になると木の実を地中に蓄える習性(貯食)があります。ペンションの庭の餌台から忙しそうにひまわりの種を運んで庭の木々の根元やプランターの土の中に押し込んで埋めています。

一般的には貯食のためと考えられていますが私が観察しているところによるとそのためばかりではないように思います。風花が舞う頃に餌台のひまわりの種を何日間か与えないでヤマガラたちが貯食したひまわりの種を掘り出して食べるか実験すると掘り出している形跡はありません。

若しかしてヤマガラたちはひまわりの種が来年芽を出し夏にたくさんの実を付けることを期待して初秋に種蒔きをしているのでしょうか。自然界のいきものたちの行動は解らないことばかりなのです。正確に申し上げれば「解っていることが解っている」だけなのです。自然観察はそれゆえ楽しく面白いことなのです。

この野鳥は頭の良いことでも知られた存在です。私が育った日光市の東照宮の祭りで沿道の大道芸として模型の神社の扉を開きおみくじを引く芸をかわいい仕草で行っていました。私は時間を忘れていつまでも眺めていました。
現在は野鳥保護の観点から禁止されているようです。

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