2008年9月1日月曜日

ツバメ(燕)が旅立ちの準備をしています。


春に子育てのため南国から飛来した親鳥たちがたくさんの子供たちを育て9月には東南アジアやインド遠くは北部アフリカまで帰ります。9月初旬にはねぐらのアシ原や草原で数千羽時には数万羽の大集団を形成し「渡り」の準備をするようです。

日本に飛来する「渡り鳥」たちは南国から春に来て子育てをする仲間を「夏鳥」晩秋に北の国から飛来し越冬する仲間を「冬鳥」と呼びます。子育てや越冬のために何千キロの長旅をする彼らの行動はまだまだ謎が多いことなのです。当然のことですが長旅の途中で多くの仲間たちが外敵に襲われたり体力の限界を超えたりで命を落としてしまいます。

インドから日本の清里高原にどのようにして飛来するのでしょうか。方角はどうしているのでしょうか?広い海原を一気に飛び越えるのでしょうか?体力は十分に蓄えているのでしょうか?不思議です。

磁場を感知する能力があり方角を割り出すようです。伝書鳩に小さな磁石を付けて遠くから放鳥すると自分の巣に戻れなくなるようです。その他星や太陽、月の位置を確認しながら飛行しているようです。

彼らは小さな体で人間の想像を超える能力を備えていのです。来春も多くの仲間たちと元気に飛来してください。

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