
お久しぶりです。心を亡くさず夏休みを過ごしています。夏休みも残り少なくなり少しゆとりが出ましたのでブログを再開します。
今週に入り上空の空気が夏から秋へと少しずつ入れ変わりつつあります。朝晩は寒い位の気温になり部屋の網戸を閉めています。すすきの穂が伸び赤とんぼも舞い秋の虫たちも心地よさそうに鳴き始めました。
春の彼岸に墓前に供えるのが「ぼた餅」で秋の彼岸には「おはぎ」を供えて先祖の供養をします。私たちが口にするのは供え物のおすそ分けです。「あんこ」の色が春に咲く牡丹の花に似ているので「ぼた餅」、秋に咲く萩に似ているので「おはぎ」です。中身は同じものです。
日本人は四季の変化に敏感なため季節により言葉を変えたものです。美しい表現だと思います。
最近はスーパーなどでは一年中「おはぎ」を売っています。春に店員に「これはぼた餅です」と問うと怪訝な顔になり理解できないようです。秋の彼岸には安心して「おはぎ」を買い求めることが出来て幸せです。
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