2010年12月18日土曜日

童謡「たきび」の悲しい運命。


1941年(昭和16年)12月にNHKの子供向けラジオ番組で9日と10日の二日間放送された。翌日には戦時番組に組み替えられて「落ち葉も貴重な資源、フロくらいはたける。それにたき火は敵機の攻撃目標になる」との理由で戦後の1949年(昭和24年)まで放送されなかったという。(朝日新聞日曜版)

現代ではダイオキシンの排出があるのでたき火は禁止の条例がまかり通っている。私は冬には落ち葉や枯れ枝を集めてたき火をするのが好きです。さつま芋やジャガイモをたき火に入れてのんびりとした時を楽しみます。

子供の頃も冬にはいつもポケットにマッチを忍ばせて杉の枯れ葉などを集めて火をつけて暖を取った思い出がある。自然火を見ていると何故か心が落ち着き遠い昔を思い出す。

作詞 巽 聖歌、作曲 渡辺 茂

かきねの かきねの まがりかど
              たきびだ たきびだ おちばたき
                 「あたろうか」「あたろうよ」
              きたかぜぴいぷう ふいている

              さざんか さざんか さいたみち
              たきびだ たきびだ おちばたき
                「あたろうか」「あたろうよ」
              しもやけ おててが もうかゆい

              こがらし こがらし さむいみち
              たきびだ たきびだ おちばたき
                「あたろうか」「あたろうよ」
              そうだん しながら あるいてく





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