2010年11月13日土曜日

小春日和のドングリと母さん木。

                コナラ(小楢)の黄葉
               コナラ(小楢)の幼木

一足先に落果したドングリは霜が降りる頃になると、母木から夥しい枯れ葉が舞い散り、ふかふかとした布団に包まれます。母さんありがとう。これで寒い冬を凍えないで過ごせます。

母さん木は木枯らしや吹雪にも耐えながら、長い冬を過ごすのです。枝先の冬芽たちを守りながら、しずかにしずかに冬眠のようにして、春の訪れを待ってます。

春いちばんの暖かな風が吹く頃には、ドングリが暖かな布団の中から目を覚まし、小さな小さな芽を出します。母さん木も枝先に銀色の可愛い新芽が萌えでます。

小春日和の良き日に母さん木は、はらはらと枯れ葉を舞い散らせます。ドングリたちの上に舞い散ります。もうすぐ小雪が降るのでしょうか。

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