八ヶ岳山麓の牧草地で一回目のタンポポの種の真綿が風に揺られながら飛び始めました。
タンポポに人間のように知恵が備わっていたら
白い真綿にはならなかっただろう。動けないから美しい。
風に乗って遠くまで旅する冒険はしなかっただろう。
朝日に輝く大空へと一斉に風に舞い飛んでゆく。
行く先は風任せ。ニコニコと笑いながら飛んでゆく。
夥しい真綿が舞いあがる。一瞬の美しい時に居合
わせた幸せに感謝する。
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