2009年11月21日土曜日
ニホンジカ(日本鹿)が身近で観察出来るようになりました。
八ヶ岳の海抜2000mを超える森に積雪があり動物や野鳥たちも食料を求めて山麓に降りてきました。ニホンジカも牧草地や荒廃した原野に群れで移動し始めました。4月上旬ころまでは夕暮れや明け方の時間帯には人を恐れずに行動する姿を見ることができます。
交尾期を過ぎた雄鹿たちは縄張りを解きある程度の群れで行動するようです。雌と子鹿たちも別の群れを作り行動しているようですが雄雌子鹿の混合の群れで行動することが多いようです。積雪量が多く(約30cm)なると身体に比べて脚が細いので積雪をラッセルする能力が劣るため食料を確保できずに衰弱死をする個体が多く発生します。所謂自然淘汰が進み個体数を調節しているようです。
自然死した個体はキツネ、イタチ、テン、オコジョなどの肉食獣やノスリ、カラス、トビ、オオワシなどの猛禽類の野鳥たちの厳冬期の貴重な食料となります。食物連鎖のお陰で約2カ月も経つと骨まで綺麗に片付いてしまい何事もなかったような状態になります。
ねむのきペンションでは12月~3月の期間にアニマルウォッチングガイドツアーを開催しています。(有料)詳しくはHPをご覧ください。
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