おじさん:トカゲさんに出会うのは久し振りだね。トカゲさん:私たちはここ20~30年生きていくのが困難になってきたんだよ。小さな昆虫やミミズや蛾やネズミさんたちが人間が撒く農薬や大量に化学物質が含まれた大気のせいで生きるのが困難になってしまった。
おじさん:君たちも「食の安全」が深刻になっただね。
トカゲさん:青大将、蝮、ヤマカカシなどのヘビさんやジョロウ蜘蛛さんたちは付近にはいなくなってしまったよ。
おじさん:そういえば近頃ヘビさんたちをしばらく見ていないね。以前は道路で車に轢かれたヘビさんを多く見かけたが今はなくなったね。
トカゲさん:人間にも大きな影響があるのにおじさんたち人間はすぐには影響が現れないので平気な顔をしているみたいだが今にとんでもないことになると思うよ。
おじさん:ところでトカゲさん今でも得意技の尻尾切りをやっているの?
おじさんが幼かったころよく君たちの尻尾切りを実験したりして遊んだ思い出があるよ。
トカゲさん:ひどいよ!元の長さに戻るまで苦労するんだぜ。遊びでやるなんて許せないよ。
おじさん:今は深く反省しているよ。ごめん。ごめん。今時は諺だけが一人歩きをしていて君たちの得意技を見たことがない人たちばかりになってしまったよ。最近の出来事でカスミガセキやナガタチョウでは盛んに行われているよ。
トカゲさん:人間どもはソウリやダイジン、ジカンが切られたので頭切りと言っているようだがおじさんが言うように尻尾切りだね。あの程度の人間は俺たちの「尻尾」より小者だから「尻尾切り」以下かな。
おじさん:人間に好まれない生き物さんがどんどん数を減らしているのに目を向けようとしていないようなのでおじさんがこらからも「声を大」にして君たちを援護するから昔の悪さを許してくださいね。
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