2008年6月24日火曜日

キセキレイ(黄鶺鴒)の子供たちが元気に渓流を飛び回っています。


今は建て替えられた田舎の昔の生家はかやぶき屋根の大きな家でした。春になるとキセキレイが2か所位に巣造りをしていました。セキレイをいじめると「目がつぶれる」と大人たちは子供たちに非科学的で問答無用な「諭し」をしました。人間をほとんど怖がらないキセキレイは子供たちにとり恰好な遊び仲間でしたが目がつぶれたら困りますから捕まえたりいじめるようなことは絶対にやりませんでした。セキレイに限らずアオダイショウやキツネなどは田畑や家の周辺の昆虫やネズミ、モグラなどを餌として捕獲してくれるため農薬があまりなかった時代には農家にとり彼らは大切な共生関係だったのです。
便利になった現在、庶民には理解できない沢山の農薬を使用した農産物や食品添加物が含まれた食品が溢れています。形が均一で傷がなく大量に生産できる農産物や「腐らない饅頭」を始め限りなく長持ちする加工食品が大量に市場に出回っています。

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