2011年7月29日金曜日

ワレモコウ(吾亦紅)



高原の草原を飾る代表的な植物である。ゆれながら赤とんぼがとまる風景は詩的である。我が人生も67年。いつもいつも「吾亦紅」と唱えて歩んだいるような気がする。
杉本眞人の歌は余りにも有名である。


ちあき哲也 作詞,杉本真人 作曲,すぎもとまさと 歌)

マッチを擦れば おろしが吹いて 線香がやけに つき難(にく)い

さらさら揺れる 吾亦紅  ふと あなたの 吐息のようで・・・

盆の休みに 帰れなかった 俺の杜撰(ずさん)さ 嘆いているか

あなたに あなたに 謝りたくて 仕事に名を借りた 

ご無沙汰あなたに あなたに 謝りたくて山裾の秋 ひとり会いにきた

ただ あなたに 謝りたくて・・・  小さな町に 嫁いで生きて

ここしか知らない 人だった・・・それでも母を 生ききった

俺, あなたが 羨ましいよ・・・今はいとこが 住んでる家に

昔みたいに 灯がともる あなたは あなたは 家族も遠く

気強く寂しさを 堪(こら)えた あなたの あなたの 見せない疵(きず)が

身にしみていく やっと手が届く ばか野郎と なじってくれよ

親のことなど気遣う暇に 後で恥じない 自分を生きろ

あなたの あなたの 形見の言葉 守れた試しさえ ないけど

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