2010年3月12日金曜日

春のドカ雪でニホンジカもご難です。










春の訪れが近いことを匂わせていた八ヶ岳山麓に思わぬドカ雪が積もりニホンジカたちも難儀を強いられているようです。比較的融雪が早い道路端や日当たりの良い牧草地に昼間から出没して人間を恐れることなく食料を探しています。
ニホンジカは体の割には細長い脚をしているので積雪が深くなるとラッセルが苦手なため体力を消耗し死亡する割合が高くなります。昨年に生まれた子鹿は無論のこと雄鹿は秋の交尾期に群れを管理するため寝食を忘れて行動をするために体重が3割ほど減少したまま積雪期を迎えなければならないため死亡する割合が高くなります。(ハーレムも結構大変なのです)
残酷ですが死亡した個体は2カ月もするとキツネ、テン、イタチなどの動物やワシタカの猛禽類などの食料となり最後は骨だけになります。絵に描いた食物連鎖が繰り広げられます。

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